株式投資との出会い

私が株式投資を始めたのは大学卒業後すぐのことで、当時は2002年小泉政権が誕生してすぐの頃でした。株価は翌年の2003年春まで下がりっぱなしのパッとしない相場の時です。そんなときに始めたものですから、周りに影響を受けて始めたわけでもなく、それこそ誰もが相場に近寄らない時で、誰に教えてもらうわけでもなく、独力で開始しました。


魅力を感じたのは学生の頃2001年、当時流行していた書籍「金持ち父さん、貧乏父さん」の本を書店で見つけ、全く金融に興味もなかった私をすぐに虜にしました。書籍にはバフェットという株式投資の神様に関する記載もあり、すぐにバフェットに関する本を読みました。もうこの時に株式投資をやることが決まったようなものでした。軍資金は0ですから、株式投資を開始することはできなかったのですが、翌年就職して貯蓄するプランを学生の頃に計画していました。


そうして就職して半年後に50万円貯めることができ、念願の株式投資を開始しました。ネット証券での取り扱いもようやく浸透しだした頃で、口座の開き方から売買のやり方まで、すべて書籍を買って学びました。肝心の相場ですが、開始した夏以降全く上げる気配もなく、弱気相場に突入していました。そんな判断も当時は十分できなかったわけですが、今は安い時期であることぐらいは判断できました。バフェットの提唱する弱気相場でこそ買いということは書籍を読み漁っていたこともあって、チャンスと感じていました。


そんな好奇心に満ち溢れた気持ちと、何かがこれで変わるという期待感、それまで1年以上も独学で勉強してきたことからくる自信などが混ざり合って、その時には深く考えていなかった長い株式投資人生のスタートでした。

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